平成令和の鬼平犯科帳　　その１｜浜松地区の高校生・大学受験の個別指導学習塾ならアシスト数学塾

いつの世にも悪ははびこる，これから日本の歴史に残る大悪党を紹介したいと思います。

平助は慶応大学経済学部の教授である。彼には２つ大きな不満がある。一つは収入の面，大学の教授の給料は大企業の重役に比べると安い。これをなんとかしたい。もう一つは人気。嵐の櫻井翔君は慶応の経済学部の学生と言うだけですごい人気。俺様はその学部の教授なんだから桜井君より人気があってしかるべき。この二つを何とかしたい。

まずは一つ目の収入面。これには平助はあるアイディアを持っていた。それは雇用の面で，アメリカみたいに自由に採用解雇が出来る仕組みを作ること。つまり派遣社員の制度の拡張である。今はガードマンとか特別な職種しか派遣は認められていない，これを拡充すること。法改正の方は自分の地位を使って政府に入り込んで何とかできる。問題は派遣要員である。なかなか人材が確保できない。色々な会社に派遣されるから，ある程度の能力がないといけない。しかし今の日本では能力がある人材は良い大学に行ってしまう。そこをなんとかしないといけない。

ある時平助は閃いた，悪党には倫理観が無いのは世の常だが，こいつもその一人だ・・・・続く

この続きをホームページに上げると本当に命が危ないので，塾で発行しているアシスト通信に連載します