効果のない授業｜浜松地区の高校生・大学受験の個別指導学習塾ならアシスト数学塾

昨日，散歩に行ったら近くの予備校が新校舎を建てて，そこの駐輪場が満杯状態。映像授業らしいのだけど，理数系教科の映像授業は出来る生徒にしか効果がないのに，こんなにも出来る生徒がたくさんいるのかな？とあきれて横を通り過ぎた。

難しい問題を解かしたり，同じ問題を何回もやらせたり，生徒が考えなくてもいいように説明したり，これらは全て効果がありません。その中でも特に効果が無いのは映像授業です。予備校側にとっては利益の面で大いに効果があるのですが，映像授業を見て理数系教科が出来るようにはならないのは，オリンピックや世界選手権の体操競技を見て，３回転宙返りや３回ひねりが出来るようにならないのと同じで，かなりのレベルにある選手にしか効果はありません。映像を見れば何をやっているか分かると思いますが，分かってもダメなことが体操では分かるのに，なぜ数学や物理化学になると出来るようになると思うのか？不思議です。出来る生徒にしか効果はありません。分かってもダメなのです。

そもそも学校の授業も昔からそうです。出来る生徒にしか効果が無く，しかも肝心なその出来る生徒は授業中寝てるか内職をしています。出来る生徒が授業を熱心に聞くことは日本中共通ですが，ないと思います。出来ない生徒はその授業が分からない。では，一体誰に授業をしているんだろう？昔からの疑問です。

質問をしても答えられない。挙句の果てにはこんな問題は解けなくてもいいと言い出す。確かに解けなくてもいい問題はありますが，殆どの入試問題が解けない。予め用意されていた問題しか解けない先生が殆どです。それは塾や予備校も同じです。質問がしにくい雰囲気作りは彼らは上手です。

理数系教科が苦手な生徒を得意にする塾はそうそうありません。有名なビリギャルも出来るようになったのは英語です。当塾では理数系科目が出来るようになった生徒が多数いる，全国でもめずらしい塾です。

新校舎の駐輪場を満杯にしている生徒たち，気の毒です！