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異能者たち  その3

お知らせ

2015.12.17

異能者の才能を伸ばすには周りの理解や援助が必要です。
才能を伸ばせなかったある異能者がいます。

彼は小学校時代に算数が好きで、1から100までの足し算をガウス少年のことを知らないのにガウス少年と同じようにやってみせて。周りから、「すごいね」と褒められると思ったら「こんなの出来たって、別に偉くもなんともないよ。」と言われ、

次に1+2+4+8+16とどんどん2倍ずつしていってその和を求める時に、次に2倍した数から1を引けばいいと気付いて、周りに言って見せたのですが、周りからはまた褒められもせずに「そんなこと出来たってしょうがないじゃん!」と言われ、

それでも何とか褒めてもらいたくて、高校に通っていたその子の兄が解けなかった問題を、彼は小学生の時に解いて、兄に見せたら「馬鹿野郎、人の本を勝手に見るな!」と怒られ、グーで殴られた。
またそれを聞きつけた彼の母親が、殴った兄を怒るのではなく、高校生の兄が解けなかった問題を解いた彼に、平手打ちをくらわせ、「人のもの勝手にみちゃだめだ!」と怒られた。

小学生で、教わってもいない高校の問題を解いたら、偉人が出るような家庭なら大騒ぎで、その子の才能を伸ばそうと色々な人に相談したりするのですが、彼の家の場合は偉人でなく異人の扱いだったようです。

その後の彼は算数への意欲を無くし、中学時代は、難しい問題をやるわけではないので、特出することもなく、高校にいきました。
そこで彼はいきなり全国模試の数学で100点を取り、100点ですから全国でも1位!まあ1位が数十人いたようですが、彼の通っていた高校では上位30人は掲示されるので、一躍彼は有名になり、少し有頂天になった。

そこで彼はもっと注目を浴びたくて一生懸命数学を勉強するようになり、
ここで普通なら、学校の先生も含めて周りも、その子の才能を伸ばそうとするはずなのですが・・・・・
何故かその方向にはいかずに、その子の担任が数学の先生で、わざわざその子の家に行き、
「お母さん、この子はもう数学はいいですから他の教科を勉強させて下さい。」と足を引っ張ることを言いに来た!

学校の先生にそこまで言われると、小学生の頃にグーで殴った兄が、その言葉を待っていたとばかりに、彼が数学を勉強していると、「また、数学を勉強してる。他の教科をやれよ!」と怒りに行く。場合によっては平手打ちをくらわす。
だんだんと彼は数学の勉強がたりにくくなってきたようです。
そして最後に決定打!高校野球の頃になると、応援の練習をするのですが、彼は成績が掲示されているので上級生の間でも有名人。呼び出されて、応援の練習の特訓と称して、殴る蹴るのリンチ。

彼はその時に、数学のせいで自分はこれだけひどい目にあわされる。もう数学の勉強はやめよう。少なくとも全国で1位や学校で1位になるのはやめよう。そのように彼は誓ったそうです。

 こうして異能者の才能はここで散ってしまいました。

算数が好きならどんどん伸ばしてやって下さい。数学が好きなら、とことん極めさせてやって下さい。今なら数学オリンピックもあります。一つのことを極めたら、他のことも必ず出来るようになります。制限したり、邪魔をしたりしないようにして下さい。

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