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お知らせ
2015.12.07
冬期講習や夏期講習は、どうしても大手の塾や予備校に行く生徒が多いので、なかなか塾生以外で冬期講習には参加してくれません。
大手の塾や予備校は毎年のように東大や京大に合格するので、行けば自分も出来るようになるのかなと錯覚を生じます。見ているだけでは出来るようにならないのは、他のことを考えればすぐに解ることなのですが、勉強になると、瞬間記憶、つまり短期記憶と言う存在があるので、解った気がしてしまうので危険です。他のこと、例えば、体操の世界選手権の映像を見ていて出来るようになると思う人は殆どいないと思います。また、足の速い人が走るのを見て、自分も速く走れるんじゃないかと思う人もほとんどいないと思います。何故か勉強だけは、そう思ってしまう人がけっこういます。
また、大手の塾や予備校は毎年のように東大や京大や旧帝大に合格するのに、お前の塾なんか毎年は合格しないだろうと、以前言われたことがあります。毎年数百人の生徒が入る所と、毎年十人前後しかいない当塾と同列に比較されても困ります。例えば、とても沢山客がいる宝くじ売り場と、余り客がいない近所の小さな宝くじ売り場を比較して、沢山客がいる売り場で買う方が当たる確率が高いと思う人がいます。そういう人の多くは、数百人の生徒がいる塾や予備校と十人前後しかいない塾とを同列に比較する傾向があるようです。
ちなみに宝くじは、どこで買っても、誰が買っても、当たる確率は全員が同じです。しかし、大学は、全員が合格する確率は異なります。合格する確率が高い生徒はどこの塾に行ってもそんなには合格する確率は違いませんが、合格する確率が低い生徒は、選ぶ塾で合格する確率は大きく違ってきます。
合格者の数ではなく、合格する比率で考えて下さい。数で考えれば、例えば受験生全員が通う大手の予備校ががもしあったら、そこでの東大の合格者は3000人を超えます。それをもってその予備校が「すげー」と思われる方には、私は説得を諦めます。
少し考えれば解ることです。当塾の冬期講習も検討してみて下さい。勿論、今からの入塾も歓迎しています。