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お知らせ
2014.02.20
先日新聞の全面広告で、「私塾教師の衿持を問う。」という内容で、定期テスト対策をこそこそやらずに、本当の力を身に付けろという内容のメッセージが載せられていました。19年前に塾を開いた当初に自分が考えていた通りのことが書かれていたのですが、改めて他の人に言われてしまうと、まんざらデメリットだけでもないかもしれないと思う気持ちがあります。
それはテストの成績が悪いと自信を無くしてしまい、前向きの気持ちがなえてしまう場合が多々あるからです。テストの点数を取るのが上手い生徒がいることは事実です。点数を取るテクニックに長けた生徒が高得点を取ってしまうので、点差を付けられた生徒は自信を無くしてしまいます。特に数学の場合はそれが顕著です。点差ほど力の差はないのですが、差をつけられてしまえば自信を無くしてしまうのは、自然の成り行きではないでしょうか。
ではテスト以外で成績を付けるとなると、心証を良くする為に、媚を売る生徒も出てくるので、ますます厄介になってしまいます。当塾では19年間個別指導を続けています。一時期、一斉形式で教えていた時期もあったのですが、数学や理科の場合は効果がなく、すぐに個別に戻しました。個別指導で教えていると、テストなどしなくても生徒の力は把握できます。一斉の場合は難しいかもしれませんが、テストを工夫してもらえるとありがたいかなと思っています。