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お知らせ
2011.08.03
続きです、個別授業だからといって、いいわけではありません。個別授業で、競争原理の教え方をする場合が多いのです。多くの生徒を競わせ、その中から有名大に進学する生徒を生み出す。何段階ものステップの授業や映像を見せ、テストを繰り返して、ステップアップさせる教え方は、まさに競争原理の教え方による個別指導です。注意してください。
さて、夏休みに入り、あちらこちらで夏期講習が開かれています。無料でやる塾や予備校もあり、多くの受験生がそれにひかれて、行っているようです。
大手の塾や予備校にいっても効果が薄い生徒の方が、効果が高い生徒よりも、人数が多いのです。しかし、自分は効果がある方だろう。そう信じている人が多いのです。16年間個別指導塾をやっていますが、受験生たちが大手に頼る傾向は変わりません。
兄弟がいて、大手の塾や予備校に行っても効果がなかったという家庭以外は、どうしても多くの人たちが行く大手の塾や予備校に行ってしまうようです。
有名大に合格している人たちは、大手の塾や予備校生の中の氷山の一角であると、知らない人はともかく、知っている人でも、自分だけは違う、氷山の上に行けるだろうという安心理論が働くようです。
オリンピック競技などと違い、大学受験は多くの人が合格します。東大や京大でも約3000人の人が合格します。受験生をたくさん集めれば、かならずそこには合格者が発生します。宝くじが売れる店と同じ原理です。
そんな心理を何とか変えていこうと15年間思っていましたが、やはり、なかなか難しい。それよりも、そこを押しのけ当塾に来てくれた生徒たちを、一生懸命教えていこう!最近、せつに、そのように思います。
せこせこした点の取り方ではなく、しっかりした考え方の元に点数を重ねていくような教え方を、心がけています。大勢の出来る生徒を集めて、課題を一杯出して、偉そうに教える、そのような塾にだけはしたくないものです。
しかし、そんな偉そうに難しそうに教える先生を尊敬して。偉そうでなく、普通に易しく教える先生は馬鹿にする生徒が多いのも事実です。当塾では、そのような生徒はすぐに辞めていってしまいます。
偉そうに難しそうに教える先生は、競争原理の教え方です。また、そのように教えないと、競争原理の教え方は効果がでないようです。
数学や理科の教科は、競争原理の教え方では、解らなくなったら終わりです。塾選びは慎重に!