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競争原理の教え方の例

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2011.05.21

 競争原理の教え方の解りやすい例は、マラソンのペースメーカーの役割です。例えば1kmを3分のペースで走るペースメーカーの後についていければ2時間6分台の記録につながります。

 これを勉強に例えると、例題で難易度の高い問題を解いて見せ、それに似た類題を宿題としてたくさん出し、一定の間隔でそれに対してテストを行っていく教え方。(これを教えるというかどうかは、はなはだ疑問ですが)このやり方についていける生徒のみが生き残り、難関大学の合格へとつながっていきます。

 マラソンの場合も勉強の場合も、競争原理の教え方をやる為の大前提があります。それはペースメーカーについていける選手がいるかどうか。同様に難易度の高い問題をこなしていける生徒がいるかどうか。そこが大きなポイントになります。

 多くの塾や予備校が出来る生徒を、躍起になって集めている理由はここにあります。難易度の高い生徒の存在がなければ競争原理での教え方は困難なのです。

 これは他の業界でいうと「さくら」の存在に近いような気がします。もともと塾や予備校に行かなくても出来る生徒が、更に伸ばそうと塾や予備校に行って、このようなレベルの高い例題を解く授業を受け、その他の大勢の生徒達は、そのやり取りをみている観客になっているというわけです。

 ここでマラソンの場合と違うのは、マラソンでペースメーカーについて行くのは肉体の能力的に無理だとすぐ解るのですが、勉強の場合は、難しい問題の例題を解いた答えを見て、それを真似することが出来てしまうのです。

 実際は解いているのではなく、多くの場合は計算処理をしているだけ(式を立てることが難しいのであって、立てた式を解くのは処理なので、慣れればそんなに難しくはない)なので、解けたとはいえないわけです。

 これは、漢字の場合で考えると解りやすいです。難しい漢字を見ながら書いても、書けたとは高校生にもなれば言わないと思います。数学や理科だと、それが例題を見ながら真似をしても解けたと思ってしまうから、怖いですね。

 つまり、競争原理の教え方をされると、解らなくなってしまった時点で、もうそれ以降解るようになるのは困難ということです。ではどうすればいいかというと、最低限個別指導でなければ、解らないことが解るようになるのは難しいです。しかし、個別指導なら良いのかというと・・・・ (続く)

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