競争原理を使わない教え方｜浜松地区の高校生・大学受験の個別指導学習塾ならアシスト数学塾

　当塾では競争原理を使った教え方をしていません。

この時期大手の予備校や塾が喜びの合格者の声を載せていますが、彼らは競争原理の中で勝ち上がった一部の人たちです。彼らは多くの敗者の上に存在する勝ち上がった人たちです。

　競争原理のもとでは多くの人は負ける方に含まれます。

　全国ネットの大手の予備校の場合、その予備校だけで志願者を上回る受験生が存在する場合もあるかもしれません。その場合、明らかに全員が合格することは無理です。高らかに合格者の指名を新聞等に掲載してしますが、生徒がたくさんいれば、合格者、例えば東大や京大であれば約３０００人は必ずいるわけですから、どこかの予備校や塾で、合格者として氏名を掲載することができます。在籍する生徒の数が多ければ合格する生徒の数も増えてきます。

　しかし、それは氷山の一角であることに多くの人は気づきません。競争原理のもとでの教え方では、必ず敗者が存在してしまいます。ついていけなくなった生徒は、競争原理のもとでは救うのは困難です。勝ち上がった人のみ合格者として高らかに新聞に名前を載せてくれます。

　受験は合格最低点を上回れば合格出来ますから、本来であれば競う必要はないわけです。センター試験で所定の点数をとり、二次試験でしかるべき点数をとれば、合格は引き寄せることが可能です。

　競争原理を使わない教え方だと物足りなさを感じるひともあるかもしれません、しかし、勝つ自信がなければ、競争原理を使った教え方に行くのはやめた方が良いと思います。

　受験は他人との戦いではなく、自分との戦いです。色々な誘惑や言い訳。これらとの戦いに勝てればいいのです。他人に勝つ必要は受験当日までありません。