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お知らせ
2009.09.25
暗算が計算処理とあまり関係ない例として、当塾で数学の得意な生徒の殆どが暗算が出来なかったという事実があります。暗算が出来ると小学生の頃は優位に立てますが、中学に入り文字の出現と同時に優位さが崩れていきます。さらに方程式になると、式を立てないことには計算が始まりませんから、暗算を活かせなくなります。
すると暗算よりも、式を立てる力、そして文字式を処理する力、これは暗算ではなく、工夫が大切になります。いかにすると速く正確に処理できるか!そこがポイントになります。そして、計算の都度、他の生徒と差が着くことに繋がっていきます。つまり、どんなに暗算が出来ても、式を立てることが出来ないと、その後の発展がないわけです。
ここで注意しなければいけないのが、一度他の生徒よりも優位に立ってしまったことへの精神的なケアです。逃げないようにして下さい。そうすれば、式を立てる力が付けば再び優位に立てるわけですから。