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お知らせ
2009.06.05
A君は私立大学に通っていた大学生でした。今の大学を卒業しても、将来に不安がある、自分の可能性を試したいということで当塾に入ってきました。
A君の実力をはかると、英語は中学2年の1学期レベル、得意な数学は高校1年の1学期レベル。センター試験は全教科50点以下。さあどうしよう。
A君の長所は記憶力が良いこと、そして短所も記憶力が良いこと。
つまり記憶力が良いことが悪い方に作用していたのです。どういうことかというと、「中学まではなんとかなったけど、高校に入ったら急に通用しなくなった。」とのこと、確かにA君は市内で4番手の進学校に受かっていた。中学まではそこそこ出来ると、本人も周りも思っていたということです。
では、なぜA君は高校に行ったら通用しなくなったのか?
それは短期記憶のみを使っていたからです。長期の記憶を使っていないから、大学受験に必要な単語を覚えることが出来なかったわけです。
数学も、解法を覚えてしまう勉強法をとっていたにもかかわらず、勉強時間が足りないので、すべてうろ覚えで、肝心な記憶力を有効に使えなかったのです。
短期記憶でも、長時間勉強することに耐えることができれば、中間試験や期末試験は乗り切ることができます。つまりA君は記憶力という武器を高校に行ったら使えなくなったということですね。
さて
そんなA君にどう教えたら1年で国立大学に合格できるようになったのか。それは次回!