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お知らせ
2022.04.11
個別指導の塾を1995年から始めたので、もう28年目になります。そして、いつまで経っても変わらない謎が未だに残っています。それはかなり出来る生徒の勉強法や使っている問題集や参考書を真似る、かなり出来る生徒の行ってる塾や予備校に行きたがる。この2点です。いや、それは間違ってないだろうと思われると思いますが、出来る生徒は、何をやっても出来るので、使っている問題集や参考書や勉強法を真似ても出来るようにはなりません。書店にいけば色々な種類の参考書や問題集が陳列されています。かなり出来る生徒は、たまたま手に取った問題集や参考書をやればいいだけです。99%以上の確率で効果があります。しかし、このかなり出来る生徒というのはどれくらいの割合でいるかというと1000人に数人です。自分は出来ると思ってる生徒は100人に数人いますが、その内の10人に1人だけがかなり出来る生徒になります。同じ学年の生徒が全国には100万人いますから、かなり出来る生徒というのは、全国に数千人いることになります。東大京大阪大の3大学で9000人くらい受かりますから、かなり出来る生徒に入らなくても、この3大学には入れます。
参考にしなければいけない問題集や参考書は、かなり出来る生徒が使っていたものではなく、勉強が苦手だったけど、出来るようになった生徒が使っていた問題集や参考書がいいのです。また、出来るようになった生徒が行っていた、塾なのです。当塾の合格実績を見ると多くの方が、「最初から出来る生徒ばかりの塾ですか?」と問われます。最初から出来る生徒はたいていは大手の△△塾や××予備校に行ってしまうので、当塾には入りません。口コミでたまに出来る生徒が入りますけど、たいていの出来る生徒は当塾の合格実績を見て胡散臭く思うみたいで、大手に行ってしまいます。
そこで相変わらずの謎がもう一つ、高校3年生になるとやめていく生徒がいることです。今年のような合格実績でも辞めていく生徒がいるのが、とても不思議です。かなり出来る生徒であれば特待生などで優遇されるので他の塾や予備校に行っても仕方がないのですが、そうでもない生徒が辞めていくのが、どうしても理解できない。塾や予備校はどこでもいいわけではないのです。出来るようになる塾は、わずかな数しかありません。そのわずかな数の塾に来ているのに辞めてしまう。理解不能です。まあ、私と相性が悪いのであれば仕方がないですが、勿体ないですね。うちの塾は出来るようになった生徒は相当な数いるのに、それが伝わらないようです。当塾の卒業生は「せっかくいい塾に入ったのに辞めるなんて馬鹿な奴だなあ。」と言ってました。