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お知らせ
2021.01.24
今回はマスクの件で随分と騒がれましたが、同室の受験生に、本当に同情します。そのニュースを聞いて最初に思ったのは、試験官に問題があるのかなと。その理由は自分が1994年に熊本で受けた時の試験官の対尾言うがあったからです。その試験官は、当時は禁止されたいなかったシャープペンシルを、突然「シャープは禁止だから、机の上から除くように。それから英単語が記載されている服は脱ぐように!」と叫んで、その部屋の受験生は唖然!そんなことは聞いてないですから、鉛筆を持ってない受験生もたくさんいて、あちらこちらで、「貸してくれ」「嫌だ」「貸せよ」「嫌だ」「これ脱ぐと下着になってしまうから脱ぎたくない!」・・・・もう騒然としてしまった。そんな中、突然開始のチャイムが鳴り、英語が始まった。私も含めて、その部屋の受験生は、皆、集中できなかったと思います。自分の場合は、会社も辞めて背水の陣で臨んだので、もう真っ青でした。過去問とかやって180点くらいは取っていたのに、140点くらいしか取れなかった。医学科を目指していたので、もうダメだ、こうなったら次の数学で挽回するしかないと思うと、マークする手が震えた。そのような状態で受けた数ⅠA、英語以上に悲惨な結果になった。受けようとした大学は足切りで受けられなくなった。後で知ったのですが、そこ募集定員が40人のところを41人が受験して全員が合格してました。あの試験官のせいで自分の人生は大きく舵を切ることになったのです。もしも普通の試験官であれば足切りにあうこともなく、42人目になって、おそらく合格していたと思います。今でも、そうなったらどういう人生になっていたのかな?と思ったりします。
ただ、うちの塾に入らなければ合格しなかった生徒も多く、医学科にも10人は合格しているので、自分が医者になるよりは社会貢献をしたのかなと思って、納得しています。
今回のマスクの件は、試験官の側には問題が無かったようです。しかし、同室の受験生の時は戻せないので、本当に気の毒です。