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お知らせ
2019.07.22
当塾に限らず、この時期、あちらこちらの塾や予備校で夏期講習をやっています。夏期講習の内容で、その塾や予備校がどのような塾や予備校なのかが判別できます。この時期、難しい内容の講義をする所は、誰かが受かれば良いと考えている所です。特に東大や京大の二次試験レベルの内容をやる所は明らかにそうです。それに該当する生徒であれば、つまりこの時期に既に東大や京大に合格するレベルの生徒であれば特待生なりなんなりの待遇で処してくれますので、受ける価値はありますが、そうでもない生徒の場合、それらの好待遇の生徒を遇する資金の提供に終わってしまいます。誰かが受かれば良いと考えている塾や予備校への通塾は再考された方が賢明かと思われます。
難しい問題が解ければ、簡単な問題が解けるではないかと、お考えの方に、少し考えてもらいたいことがあります。例えば、体操でバク転が出来ない生徒にバク宙が出来ればバク転は出来るよ、とか、マットの上で側転が満足に出来ない状態で、平均台の上で練習すればマットの上でなんか簡単に出来るよと言われて、なるほどそうだな!と思いますか。 私は思いません。スポーツと勉強は別だとお考えの方、意見の同意は求めません。難しい内容の夏期講習を選んでください。誰かが受かればいいので、その誰かにご自分がなれるかどうかです。なれると思われるならば、引き止めることはしません。基本が出来ていない状態の時に難しいことはやらない方が良いです。何故なら、考える前に脳は覚えてしまおうとしてしまうからです。つまり、考えなくなってしまうからです。すると、難しくない問題でも考えなくなってしまいます。これを当塾では難問病と呼んでます。ほぼ全員がかかりやすい病気です。治療は簡単です。自分の力を見極めて、それより少し上のレベルの問題をやることです。
当塾は、全員に志望校に受かってほしいので、この時期に難しいことはやらせません。勿論、当塾生でも、良く出来る生徒には、どんどんと難しい課題を出しています。しかし、この時期にやらなければいけないのは基本です。夏休みに身に付けて欲しいのは基礎力だと思っています。ですから、数学の場合は計算処理を中心に、他の教科もセンターレベルの問題を中心に夏期講習をやっています。まだまだ十分に空きはありますので、お問合せやお申込みお待ちしております。