数Bが苦手な生徒の特徴

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数Bが苦手な生徒の特徴

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2017.11.16

数Bといえば、数列とベクトルです。これを苦手とする生徒の特徴、つまり共通に言えることがあります。それは、解き方を覚えようとせずに、自分で考えようとすることです。答えの丸暗記は感心しませんが、数列やベクトルの解き方を覚えないことは、次のようなことと同じです。小学校で習った掛け算や割り算のやり方を自力で考える。小数や分数の計算を独自の方法でやる。割合について、例えば割や%を独自の見解で使おうとする。連立方程式をオリジナルな方法で解こうとする。指数計算を独自の見解を持つなど、ある程度の進学校の生徒であれば、上記のようなことはしていなかったはずです。掛け算割り算は習った通りにやり、分数計算や小数計算も習った通りにやり、1割とは0.1のこと、1%とは0.01のこと、連立方程式は係数を合わせて加減して求めたり、代入して求めたり、つまり習った通りにやってきたはずです。

では、なぜ数列やベクトルは解き方を覚えようとしないのか。きっと、やれそうだと思ってしまうからだと思います。小学校の算数で躓いた生徒は、やはり、覚えなくてもやれそうだと思ったからです。中学校の数学で躓いた生徒も同じです。覚えるのが大変だと思ったのかもしれないです。しかし、覚えないことによる、それからの人生の方がもっと大変です。

等差数列や等比数列は、一般項の求め方も和の求め方も決まっています。階差数列は公式通りにやれば求まります。漸化式は、ほぼ全てやり方が決まっています。決まっていないものも、推定して数学的帰納法で証明すれば可です。ベクトルは内分外分は公式があります。2通りに表して係数を比較して連立して求める。足して1になれば直線状もしくは平面上にあることを意味している。それらのことを、覚えずして解こうとしていることは、上で示したように、掛け算や割り算の方法を、独自の方法でやるのと同じです。出来るようになることは、困難です。出来たとしても、試験時間内に解くのは無理です。覚えるべきことは覚えて下さい。

特に受験生の皆さん、数Bに限らず、英単語や古文単語なども、覚えずに解くことは無理です。まだ間に合います。最優先して身に付けて下さい。解き方も含めて、最低限な事項は覚えて、後は考えて下さい。考えることをしないと、仕事は全てAIに奪われてしまいます。考える訓練に最適なのが数学です。活用してください。

 

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