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お知らせ
2015.01.01
2015年が始まりました。新課程と旧課程が同時に行われる最後のセンター試験です。さて、この時期は理科や社会が伸びていく時期なのですが、今一つ伸びていかない受験生がいます。
これは過去にもいたのですが、伸びていかない受験生の多くに共通なことがあります。それはセンター試験の過去問をやらないということです。過去問をやるようにということは塾生にも去年の9月ころから言っているのですが、なかなかやろうとしない受験生たちがいます。
謎なのですが、彼らにも言い分があるようです。それは「やっても解らないから」ということです。
そして面白いことに、この時期大きく伸びていく生徒達に共通な特徴があります。それはセンター試験の過去問を二十数年分をしっかりやっているということです。
そして彼らが過去問をやる理由は「解らないから」面白いというと不謹慎に思うかもしれませんが、一方は解らないからやらない、そして一方は解らないからやる。そして結果はやった受験生は伸びて、やらなかった受験生は伸び悩む。
そこまで説明しても、まだやらない受験生がいます。やらない理由は、過去問をやることがテストをやることだと思っているので、悪い点数を取るのが怖いからです。出来るようになる為にやるのだから、出来なくても構わないわけです。本番で出来ればいいのですから。
今からでも遅くはありません。伸び悩んでいる受験生たち、過去問をやりましょう。
では、過去問をやった生徒が全員出来るようになっているかというと、そうではありません。
過去問をクイズのようにやったり、運だめしのようにやっている生徒は出来るようにはなりません。
過去に塾にいた生徒で、過去問をやって、その直しをやるときに、例えば2と答えたら正解は3だとすると、2に×をつけて横に3と書いています。「何やってるの?」と聞くと「直しですよ」と真顔で答えます。「横に3って書いたって意味が無いじゃん。何を間違えて、どうすればいいのかをまとめていかなければ駄目だよ!」と言うと、「そんなの面倒。一度見れば解るから、いちいち書かなくてもいいよ」
これでは出来るようになるのは無理ですよね。
新年を迎えて、本当に良い年にしたければ、伸び悩んでいる受験生は過去問をやりましょう。
本年も宜しくお願いします!