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お知らせ
2014.09.24
最近話題の本です。まだしっかりと読んではいないのですが、似たような話は当塾でも多数起きています。
多くの人は気付いていないのですが、逆に読んで欲しいものです。つまり、慶応大学に受かる力がある生徒を、一体何が(誰が)学年ビリにしてしまったのかということです。当塾で、似たような状況の生徒で、あと一歩で東大に合格したかもしれないという生徒がいました。
彼女をビリに近い成績にまでおとしめたものは、この欄で言及することは憚られますが、私ははっきりと解っています。他にも多数の生徒が、自信を無くしてしまった状態で当塾に来て、自信を回復して本来の力を発揮して、志望校あるいは俗に言う一流大学に合格していってます。一体何が(誰が)自信を無くさせて奈落の底に突き落としたのか、私は著書の生徒に関しては解りませんが、当塾の生徒に関しては、ある程度解っています。
学年ビリの生徒を、いい大学に受からせることよりも、いい大学に受かる力がある生徒を学年ビリやほぼビリにしてしまう、仕組みや人に着目してみて下さい。違う見方が出来てきます。
例えば、集団行動になじめない生徒は、どうしても低い評価を受けてしまいます。そんな時に適切な評価が出来る大人が回りにいるかどうかで、その生徒の将来が決まってしまいます。ダメだしをされればされるほど、どんどん人はダメになっていきます。特に、集団行動になじめない生徒は、ただでさえ自信を持つことが難しいので、ダメだしに弱いようです。
日本という国は不思議な国で、個性を重んじるといいながら、集団になじめない人は排除されます。その中でも能力を発揮できる人は、集団(組織)に生き残れますが、多くは排除されてしまいます。そんな国民性を今すぐに変えることは難しいので、集団になじめない生徒は、能力を磨いて、集団から排除されないような、集団には欠かせない存在になることです。いい大学に行くことも一つの手段なのですが、それだけではなく、何か武器になることを身に付けることです。
勿論、いい大学に行けば、集団になじめないからといって、すぐに軽んじられることは減ります。一つの防御手段として学歴を獲得することは良い方法だと思います。そこから更に技術や知識を持つことが大切です。