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3月号 抜粋

アシスト通信

2014.04.22

センター試験の分析 その50  化学編 その9

化学式をなかなか覚えない生徒が例年います。特に1価2価3価の酸と塩基の名前を覚えない生徒がいます。例えば代表的な10種 塩化水素・硫酸・硝酸・酢酸・リン酸・水酸化ナトリウム・水酸化カリウム・水酸化カルシウム・水酸化バリウム・アンモニア この10種です。たったこれだけの化学式を覚えない生徒がいます。しかも受験で化学を選択したにもかかわらずです。覚えないことが、とても謎。覚えない最大の理由は、重要だと思っていないからです。つまり重要性を認識していないから覚えることができないのです。

例えば中和の計算において、価数はとても重要です。しかし、覚えない彼らは「価数なんか、式を見れば解る。」このように答えます。じゃあ「硫酸の価数は」と尋ねると、「硫酸の化学式を見れば解るよ」と彼らは答えます。「硫酸の化学式は?」と尋ねると「そんなの知らない」と彼らは答えます。「殆どの場合、問題文に硫酸の化学式は出てこないよ」と指摘すると。「えー!」ここで初めて化学式を覚える重要性に気付きます。それが高3の秋である場合が、過去とても多かったのです。だから最近は早めに指摘をしています。この10種を覚えない生徒に安息香酸や塩化ベンゼンジアゾニウムの化学式など覚えられるわけもなく、まずはこの10種から覚えて下さい。

センター試験 数学分析 ⅠAその1  Ⅰの[1]

これで10点です。これが出来ないと、かなり問題ですね。ここは出来る出来ないではなく、どのように処理できるかを考えて下さい。つまり所要時間です。100点で60分なので、その割合で考えると、10点ということは6分です。しかしこのような問題を3分で解くと、残りの3分を他の問題に回せます。そこで速く解くためにはどうすればいいのかというと、まずこの種類の問題を、センター試験で初めて見たということがないようにして下さい。すると最初に有理化する方が良いのかどうかの判断が重要であるとわかります。この場合は有理化ではなく、そのまま計算する方が楽です。そのまま積を考えると分母も分子も2乗-2乗の形になるので、分母が-1、分子が-2なので[ア]は2となります。次に和は通分すると分母が-1になるので、分子を計算すると、2(-1+√6)とすぐに求まります。次の2乗の和はお馴染みです。これは和の二乗マイナス積の2倍で求めれば、やはりすぐに8(3-√6)となります。次の[ケコ]は有難い問題です。計算の確かめが出来るからです。ここで√6が消えればほぼOK。解いていて安心感が広がる問題です。しかし、実は逆も真なのです。ここで√が消えないと焦りの塊になり、ほぼ勉強してきたこの1年が無駄に終わってしまう結果になってしまうのです。そのような時は他の問題をやって、再び戻って最初の[ア]からやって下さい。
最後のサシスセソに関しては、少し考えないといけません。じっくりではなくあくまでも考えるのは少しです。すると最初のabを求めた意味に気付きます。b=2/aを代入して整理すれば良いと気付くはずです。ここまでで3分以内を目指して下さい。

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