大手の塾・予備校｜浜松地区の高校生・大学受験の個別指導学習塾ならアシスト数学塾

高校２年生から３年生になる時に、当たり前のように「大手の塾に行くことにしましたから塾やめます。」と言ってやめていく生徒がいます。彼らにとっては、こんな小さな塾から大手の塾に行くことには、特に説明は不要のようです。中には、特待生となって、大手の塾で優遇される生徒もいて、それらの生徒は大手の塾の合格実績に貢献としているようです。それらの生徒に対しては、特待生にしてあげたのは、当塾のおかげでもあるので、若干の不満はありますが、この業界は、そのような面はあるので、仕方が無いかなと思っています。しかし、特待生になるわけでもないのに大手の塾に移っていく生徒は、せっかく良い塾にいるのに、勿体ないなと少し残念に思います。

高校３年生になってから、大手の塾や予備校を辞めて、うちの塾に入ってくる生徒がいます。「理数系の教科が、なかなか伸びなくて。大手の予備校や塾に行ってたんだけど、やはり伸びなくて。」ということで、当塾に入って国立大の医学科に受かった生徒もその中にはいます。当塾ならではの事例が沢山あるのだけど、大手の塾や予備校に移る生徒は、隣の芝生ではないですけど、他所がとても良いと思ってしまうようです。それに対して、他所を経験した生徒は、当塾の良さが解るようです。すると信頼関係も出来て、頭をしっかり使うようになり、センター試験でも高得点を取るようになり、難関大学での合格に繋がっていくようです。ただ、大手の塾とうちの塾の合格実績を単純に比較する生徒もいて、そのような生徒は移っても仕方がないので、残念にも思わないし、惜しくはありません。

あと、当塾は、考えさせる教え方をするので、考えなくても解る教え方を求める生徒(実際はそのように思っているわけではありません。本人は気づいていないだけです。)も、当塾は辞めていくようです。考えなくても解るように教えられても、身には付かないので意味は無いのですが、脳にとっては楽なので、無意識にそちらを選んでしまうようです。

昨年ＴＢＳ系列で陸王というドラマをやっていましたが、そこでの、こはぜ屋の社長の心境になる時があります。また以前下町ロケットというドラマをやっていましたが、あの社長の心境にもなります。大手が必ずしも良いわけではありません。逆に中小が大手より良いとは限りません。ただ、それだけで判断しないで欲しいなと思います。私は大企業の就業経験もあるので、大企業の社員が優秀な社員ばかりでないことは知っています。ただ、優秀な社員が一定数いなければ大企業は存続できません。そして、その一定数の数が恐ろしく少ないことも知っています。

毎年１０人前後しか受験生がいない塾での合格実績とは、とても思えないという意見はよく聞かされます。しかし、私としては、まだ物足りない。全員が第一志望に合格すべく欲張りたいと思っています。そして、当塾の塾生たち、頑張れセンター試験！目指せ、全員第一志望合格！！！