異能者たち　　その１｜浜松地区の高校生・大学受験の個別指導学習塾ならアシスト数学塾

　ここでいう異能者とは、変な意味ではありません。つまり変な人たちのことではありません。しかし、概して一般の人たちから見ると、変な人もしくは、出来が悪い人と思われてしまう人たちのことです。

　異能者の人の特徴は、好きなことは、やめさせようとしてもやるけど、嫌いなことは一切やらないひとです。その好きなことが、たまたま数学や物理だと、あの子は少し変わってるけど、頭が良いと思ってくれますが、歴史や化学や生物だと、オタクと呼ばれ、頭がいいとも思われず、変わっているというくくりに入れられてしまいます。

　異能者の子たちが興味を持っていない科目を、無理に勉強させると、興味を持っている科目の勉強もやらなくなるので注意して下さい。何故私が異能者たちのことが解るのかと言うと、私自身が異能者だからです。興味がない科目は、高校時代、本当に勉強しませんでした。何とかやらずにすむ理由ばかり考えている内に、興味を持っている科目の勉強もまったくしなくなってしまったものです。

　そして、異能者たちの問題は、興味を持っていない教科に関する宿題や提出物に関して、やらないし、提出しない。興味がないから、覚えてすらいないという現象がおきます。すると学校の先生からの評価の対象外になります。つまり、今の日本の教え方だと、これらの異能者たちは学校の評価からははずされて、浮かばれないわけです。当然本人の自己評価も下がりっぱなし。

　では異能者たちはどうすればいいのか？　　続く